第40回むし歯予防全国大会のご報告

第40回むし歯予防全国大会が11月10日に「健康歯援」と題して宮崎県の宮崎県歯科医師会館で開かれました。北海道よりも10度以上暖かく、会場は満席の事もあり冷房も入るほどでした。

基調講演として東京歯科大学の眞木教授から「健康格差のない地域づくりを目指したフッ化物応用の科学的な考え方」と題してお話を聞きました。フッ化物を用いる事で誰でもどこででも平等にむし歯を減らせる事が科学的に証明されており、幼少期からのフッ化物利用が拡がって欲しいと話されました。

次は宮崎県の各地のフッ化物応用やその実施についての報告が行なわれました。特に延岡保健所の瀧口先生からはフッ化物洗口を拡げるには地域の歯科医師会、行政が一体になり、正しい情報を提供して学校関係者、地域の父兄に理解して頂けると話されました。瀧口先生が関わった地域では100%フッ素洗口が実施されたとも話されました。地域に拡げるにはやはりキーマンになる人の必要性を感じました。そして最後にフッ化物洗口の拡大には歯科医師会は全面的にバックアップすると話があり、4時間を超える研修会が終了しました。

研修会後はホテルに場所を移し宮崎県の名物をつまみながら懇親を深めました。今年は11月9日に秋田市での開催を予定しています。 
(報告 日本フッ化物むし歯予防協会 副会長 安彦 良一 記)