道民公開講座のお知らせ
平成26年11月29日、余市町中央公民館にて、道民公開講座「8020ハッピーフォーラム in 余市」−8020は子供の笑顔から−が開催されます。参加希望者は、直接会場へお越しください。受講料は無料となっております。
日時 平成26年11月29日(土曜日)15:00〜16:30
会場 余市町中央公民館3階301会議室(余市町大川町4-143)
プログラム
講演1「私たちは忘れていないか?噛むことの大切さ」
兼平 孝 先生(北海道大学病院・歯科診療センター 講師)
よく噛むことは、唾液の分泌を高めることで、さまざまな味覚を感じる、食べ物の消化・吸収を良くする、口の中をきれいにするなどの効用があります。その他、よく噛むことは、肥満防止や精神状態の安定、認知症の予防など様々な有効性があります。“噛むこと”は“歩くこと”と同じくらい、私達の健康の維持増進にとって重要なことなのです。しかし現代の日本では、核家族化の進行により、家庭から「良く噛んで食べなさい!」という言葉が消えてしまいました。また、市販の加工食品は軟らかいものばかりで、私達は本当に噛まなくなっています。今回は、今注目を集めている食育の観点から、噛むことの意義を皆様にお伝えしたいと思います。
講演2「北後志の子どもたちの歯科保健の状況」
高橋収先生(北海道倶知安保健所 主任技師)
よく噛むためには、歯や歯ぐきを健康に保つことが大切です。歯を失うおもな原因である、むし歯や歯周病を予防するためには、子どもの時からの取り組みが欠かせません。今回は、北後志地域の子どもたちの歯科保健の状況、特に小児期に多いむし歯について、予防方法も含めて紹介します。
主催 後志歯科医師会、北海道子供の歯を守る会
共催 北海道倶知安保健所
後援 北海道歯科医師会、北海道歯科衛生士会、余市町