道民公開講座のお知らせ

平成23年4月16日、札幌エルプラザにて、本会の主催にて道民公開講座が開催されますので、以下に概要をお知らせいたします。

道民公開講座 
フッ化物洗口で守ろう歯の健康 
-8020は子供の笑顔から- 

日時:平成23年4月16日(土) 
   開場 14:00 開講 14:30〜終講 16:15 

会場:札幌エルプラザ 3階 大講堂 
   札幌市北区北8条西3丁目(札幌駅北口より徒歩5分) 

受講料:無料 
    (当日は直接会場にお越し下さい) 

主催:北海道子供の歯を守る会 
後援:社団法人北海道歯科医師会・社団法人北海道歯科衛生士会

プログラム 
8020(80歳で20本以上の歯を残す)を、達成するには、小児期からの予防対応が大切です。一生涯健康で、よく食べ、良く噛み、笑顔で生活するための効果的な方法をご紹介します。 

14:30〜14:40 開園の挨拶 北海道子供の歯を守る会 会長 堅田 進 
14:40〜15:25 科学的根拠に基づいたこれからのむし歯予防 
       〜北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例とフッ化物洗口 
       北海道空知総合振興局保健環境部保健福祉室(岩見沢保健所) 
       主任技師 秋野 憲一 先生 

       平成21年6月、道議会において「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が成立し、「学校等におけるフッ化物洗口の普及」が条文に明記されました。北海道の子どもたちは、全国平均に比べむし歯が非常に多い状況が続いており、道外で顕著な成果を上げているフッ化物洗口を北海道でも普及することを目指しています。子供たちの歯の健康を守るための「決め手」として条例にまで明記されたフッ化物洗口について解説します。 

15:25〜16:10 歯並び、噛み合わせのかぎ 六歳臼歯を守ろう 
       北海道医療大学歯学部小児歯科 教授 五十嵐 清治 先生 
       乳歯と交換するのではなく、乳歯の歯並びの奥に生えてくる六歳臼歯(第一大臼歯)は、永久歯の歯並びや噛み合わせを決める大事な歯です。そのため六歳臼歯は「咬合の鍵」と言われます。六歳前後に生えてくる永久歯なので六歳臼歯とも呼ばれます。永久歯の中では最も噛む力が強く、自分の体重を支える程の力があります。ところが永久歯のなかで最初に虫歯になり、最初に失われる率の高い歯でもあります。そこで今回は、何故六歳臼歯(第一大臼歯)が「咬合の鍵」と言われるか、そして何故虫歯になりやすく、永久歯の中で何故最初に失われるのかを解説したいと思います。 

16:15 終講